内容

【1】一般研究発表

 研究発表は協同の原理に関わる教育や学習に関わる基礎的若しくは発展的な内容に関する一般的な発表形式です。1件あたりの発表時間は質疑応答を含めて30分です。本学会では発表後の質疑を中心に発表者と参加者との相互交流を通じた学び合いを重視していますので、3件から4件で1つのセッションを構成し、座長の誘導によって参加者の話し合いを進めてもらいます。発表当日の要領の詳細は、5月10日6月10日以降に発表原稿の要領と併せて、このホームページでもご案内します。

【2】実践研究報告

 実践報告は教育実践を単に紹介するだけでなく、教育効果や仮説・見通しの検証を含めた研究的視点で実践を検討します。1件あたりの発表時間は質疑応答を含めて40分です。本大会では教育段階を可能な限り対応させて1つのセッションを構成します。座長の誘導によって参加者がスムーズに情報交換できるように、当日の要領の詳細は5月10日以降に報告原稿の要領と併せて、このホームページでもご案内します。

【3】自主企画

 会員によるラウンド・テーブル形式とワークショップ形式の企画を募集します。いずれの形式も、研究発表と同様の手続きをとって下さい。
 ラウンド・テーブル形式はセッション全体を90分か120分で設定し、テーマについて企画者の誘導によって参加者相互で情報交換や意見交換を進め、課題を整理・焦点化して討議してもらいます。当日の参加者に制限は設けませんが、企画申込みの段階で仮タイトルにラウンド・テーブルであることが分かるようにして下さい。なお、会場の都合上、固定式の机・椅子の教室を使用する場合もありますので、7月20日以降のWeb上でのプログラム公開で使用する教室をご確認下さい。
 ワークショップ形式はセッション全体を120分から240分の間で設定して、学びの体験を中心にした参加型の研修です。会場の都合上、移動式の机・椅子の設置された小教室を優先的に使います。また、事前の参加条件なども5月10日6月10日以降に準備委員会と相談して下さい。

【4】プレ・イベント

 大会前日(金曜日)の13時30分から新潟市立宮浦中学校での教育実践が参観できます。同じ時間帯に英語・国語・数学・社会の4つのクラスの授業が公開される予定です。ともに学び合う教育を数十年にわたり学校全体で取り組んできている自主協同学習の授業公開です。授業後に90分の教科別の協議会もありますが、大会当日に準備委員会企画によるラウンド・テーブルや実践報告を予定しています。プレイベントの参観を希望される方は、事前の参加申し込み時に振り替え用紙にご希望をお書き添え下さい。

【5】記念講演

 今大会テーマの Think universally, act locally!! にふさわしく、脳科学の世界的権威である中田 力 教授(新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター長)による「こころを創る脳機能ーヒトの学習能力と社会性の源泉」の講演を予定しています。

【6】総会・懇親会

 懇親会は第1日目の22日夕刻に予定しています。食文化と日本酒で知られる新潟を堪能いただける会食にいたします。今回はお酒が飲めなくても、お料理だけでも幸せなひと時になれるよう準備いたしますので、できるだけ予約の参加申込みをお願い致します。